第1条(この契約について)
この契約は、乙(購入者)が甲(販売者:MAY Beatz)のビートを安心して利用できるように、利用範囲や条件を定めたものです。
1. 「本ビート」=MAY Beatzが制作した音楽著作物(著作権法2条1項1号)と、その録音物(レコード製作者の権利対象)を指します。
「配信」=ストリーミングやダウンロード販売、YouTube等での公開(著作権法23条の「公衆送信」「送信可能化」)を含みます。
第2条(使用許可)
乙は、以下の範囲で本ビートを利用できます(非独占的ライセンス)。
1. 複製する権利(著作権法21条):CDやデータに録音すること
配信する権利(同23条):ストリーミング配信やYouTubeなどで公開すること
アレンジする権利(同27条・28条):加工・編曲し、二次的著作物として利用すること
レコード製作者の権利(同96条、96条の2、97条の2):音源を複製・配信・販売すること
第3条(禁止事項)
乙は、次のような利用はできません。
ビートそのものを再配布・転売すること
ビートをサンプルパック、サウンドライブラリ集などに入れて再販売すること
YouTubeのコンテンツIDやJASRAC/NexTone等に登録すること
法律に違反する、または公序良俗に反する利用
第4条(権利の持ち主)
1. 本ビートの著作権・著作隣接権は甲(MAY Beatz)に帰属します。乙は権利を購入するのではなく、使う許可を買っている形です。
著作者人格権は法律上譲渡できません(著作権法59条)。ただし乙が契約範囲で利用する場合、甲はその人格権を主張しない(不行使特約)とします。
第5条(契約の成立)
1. 乙が代金をBASEで支払い、甲が決済完了を確認した時点で契約成立です。
契約は「申込み」と「承諾」で成立するもので、特別な形式は不要です(民法521条・522条2項)。
第6条(権利登録に関する禁止事項)
1. YouTubeの Content ID や TuneCore Japan などの配信サービスで提供されるコンテンツ収益化サービス に登録することは禁止です。
JASRAC、NexToneなどの 著作権管理団体 に登録することも禁止です。
(登録すると「自分が著作権者です」と偽ることになり、他人の利用を不当に制限してしまうため)
第7条(免責事項)
1. 甲は、乙によるビートの使用から生じるいかなる損害(直接的損害・間接的損害・偶発的損害・特別損害・結果的損害を含む)についても、原則として責任を負いません(民法第415条、消費者契約法第8条第1項参照)。
ただし、販売者に故意または重過失がある場合はこの限りではありません。
2. 甲は、ビートの品質、完全性、正確性、有用性、また特定の目的への適合性について、一切の保証を行いません。
3. 甲はビートの製作にあたり、第三者の著作権を侵害しないよう最大限の注意を払っています。ただし、ビートの利用に際しては、乙自身の責任において著作権法その他の法令を村主していただくものとします。
第8条(キャンセル・返金)
1. 乙のご都合による購入後のキャンセル、返品、返金は、理由を問わず一切お受けできません(特定商取引法第15条の3のクーリング・オフ規定はダウンロード商品には原則適用されません)。購入前に必ず試聴し、内容を確認してください。
2. ただし、ダウンロードファイルが破損しているなど、ビート自体に契約不適合(民法第562条) がある場合に限り、甲は良品との交換等の対応を行います。その場合は、購入後7日以内に[[email protected]]までご連絡ください。
第9条(違反時の措置)
1. 乙が本規約に違反した場合、甲は事前通知なしに、乙によるビートの使用を停止できるものとします。
2. また、規約違反によって甲(MAY Beatz)が損害を被った場合、甲は乙に対して 損害賠償(民法第415条)を請求することができます。
第10条(ロイヤリティフリー・サンプルの取扱いおよび第三者素材に関する特約)
1. 甲は、原則として Splice や Cymatics 等のロイヤリティフリー(商用利用可)サンプルのみを用いてビートを制作します。Splice のサンプルは「販売ではなくライセンス供与」であり、非独占・譲渡不可・永続的利用が許諾されます(各サンプルの「Certified License」の取得可)。Cymatics についても、各パックのライセンスに従い、公式に「100% royalty-free」と記載されたパックを利用します。
2. 上記サンプルの著作権その他の権利は、各提供者またはクリエイターに留保され、乙は当該サンプル自体を単体で再販売・配布・サウンド素材として再提供できません(甲のビートに組み込まれた状態での利用に限られます)。この点は Splice の「サウンドはライセンスであって販売ではない」という条件、および Cymatics の各パックのライセンス表示に基づきます。
3. ロイヤリティフリーの性質上、同一または類似のサンプルを他者も利用し得るため、プラットフォームの自動識別(例:YouTube の Content ID 等)でフラグが生じることがあります。この場合、甲に故意または重過失(民法415条・709条)がない限り、当該フラグや申立てのみを理由とする損害について甲は責任を負いません。
4. 乙にコンテンツ識別や権利主張の通知が届いたときは、乙は速やかに甲へ通知し、甲は合理的な範囲で対応に協力します。具体的には、Splice で取得可能な「Certified License」の提示方法の案内等、乙側での異議申立て・正当利用の説明に必要な情報提供を行います。
5. もし特定のビートに、上記プラットフォーム以外の第三者が権利を有するサンプル(追加のクリアランスが必要になり得る素材)を含める場合は、その旨を商品詳細ページに明記します。その際、購入者は当該表示を確認のうえ購入するものとし、本条の特約が適用されます。
6. 乙は、完成楽曲の流通・登録等に際し、各プラットフォームや配信事業者の規約、並びにサンプル提供元(Splice/Cymatics など)のライセンス条件を遵守しなければなりません。とくにサンプルの単体再配布、素材パック化、権利の虚偽主張(サンプルの独占的権利の主張を含む)は禁止されます。
7. 乙が本条の義務に違反し、または各プラットフォーム/提供元の条件不遵守により紛争・損害が生じた場合、当該結果は乙の負担とし、甲は故意または重過失のある場合を除き(民法415条・709条)、責任を負いません。
第11条(規約の変更)
甲は必要に応じて本規約を変更することができます。変更後の規約は、甲のウェブサイトに掲載された時点から効力を生じるものとします。
第12条(準拠法と裁判所)
この契約は日本法に基づきます。万一トラブルが起きた場合は東京地方裁判所を第一審の専属裁判所とします。